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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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New Disc特集(2010年9月~10月)後編

Halcyon DigestRock Dust Light StarHistory of ModernNational RansomOlympia.jpg


【今日の5曲】  ~テーマ『New Disc特集(2010年9月~10月)後編』~

1.メモリー・ボーイ/ディアハンター・・・Halcyon Digest
2.ハーティン/ジャミロクワイ・・・Rock Dust Light Star
3.ニュー・ベイビーズ:ニュー・トーイズ
   /オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク・・・History Of Modern
4.マイ・ラヴリー・ジザベル/エルヴィス・コステロ・・・National Ransom
5.ノー・フェイス,ノー・ネイム,ノー・ナンバー
                /ブライアン・フェリー・・・Olympia



一昨日の天気に誘われて、タイヤの交換をしました。

思い起こせば、昨年の12月半ばの大雪で新潟市内が前代未聞の大渋滞
に巻き込まれました。
何せ、始発から15分の所にあるバス停にもかかわらず、バスが到着した
のが、定刻より1時間30分遅れ
という信じられない事態に。

その主な原因は、突然降った大雪でタイヤの交換をしていなかった車が
雪に嵌って立ち往生したり、ノロノロ運転の為に渋滞を招いたり、更には
朝方の大雪だった為に、除雪車の始動が遅れた事(だったと思います)。

まぁ、向こう1週間の週間予報では「マーク」は出現していないのですが、
「備えあれば憂いなし」という事で、早々に交換しちゃいました~。

タイヤ交換で何が一番イヤかと言うと、夏タイヤを外した後にスタッドレスを
装着する時、5本のボルトにタイヤホイールのねじ穴を、5本同時に差し込む
瞬間ですね~。
タイヤが重くて上手く入らない時は、手はプルプル、血圧上昇で顔は真っ赤、
腰は痛いし、呼吸を整えて再チャレンジも、また失敗に終わる事も・・・(涙)。

加齢と共に、この作業が大変になってきているのですが、これも雪国の宿命。
何せスタンドに頼むと、CD1枚平気で買えるお金がかかりますからね~。


という事で、前置きが長くなりましたが【今日の5曲】は、雪と全く関係無い、
まだまだ暑かった「New Disc特集」(2010年9月~10月)の後編です。



Memory Boy

先ず1曲目は、ディアハンターの2年ぶり4枚目のアルバム
『Halcyon Digest』から、「メモリー・ボーイ」です。

キャリアの中で多くの死に直面しながらも、正面からその事実に向き
合って音楽活動を進めて来たという、へヴィな世界観を持つ彼らですが、
今作は体験してきたそれらの記憶を基に、曲作りを試みたとの事です。
もっとも、歌詞を読まずに(分からない(汗))音だけを聴いている私から
みれば、ポップでノスタルジック、そしてセンチメンタルなメロディが耳に
残るプリミティヴでノイジーなサウンドを、堂々と打ち鳴らすところが、
若いこのバンドの魅力なのだと思います。

個人的には、メディアで大絶賛された前作『Micro Castle』よりも好きな
作品です。
それにしても、ジャケット写真はインパクトありますね~。



Hurtin'

2曲目は、カップヌードルの「腹ヘッタ~」のCMですっかりお馴染みの、
ジャミロクワイの5年ぶり7枚目となる『Rock Dust Light Star』から
「ハーティン」です。

この「ハーティン」は、ジミヘンばりの硬質なギターをフィーチュアした
ファンク・ロック。不健康っぽい(笑)グルーヴが、ハンパなく凄いです。
なんでもジェイ・ケイは、この歌の為にタバコを一日に60本!位吸い、
ウィスキーのボトルを半分空けて、ドスの効いたブルーズ声を意識的
に作り出したとの事です。
他にもキャッチーでポップなのに、どこか切ないメロディ・ラインを持つ
タイトル・ナンバーや、マルーン5よりもソフトでソウルフルなナンバー
等が目白押し。

ジェイ・ケイ(JKと書くと、ちょっとHっぽい(笑))完全復活!と言っても
過言では無い、素晴らしいアルバムだと思います。

History of Modern

3曲目は、オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(以下
O.M.D.)の実に14年ぶり11作目のアルバム『History Of Modern』から、
「ニュー・ベイビーズ:ニュー・トーイズ」です。

イギリスのシンセ・ポップ・デュオO.M.D.は、'80年代前半に日本でも
一代ムーブメントを巻き起こしたエレ・ポップ・バンドで、私は彼らの
代表曲「エノラゲイの悲劇」1曲で、虜になったしまったのです。
まぁ14年ぶりといっても実際のところは、アンディ・マクラスキー1人
で活動していたので、オリジナルメンバーの二人によるアルバムと
なると、24年ぶりのスタジオ・アルバムという事です。

この「ニュー・ベイビーズ:ニュー・トーイズ」は、昔のO.M.D.そのまんま
の曲でとても嬉しくなります。でも、まさか2010年に彼らの新譜が聴ける
とは、夢にも思いませんでしたね~。


New babies: New toys

National Ransom

そして4曲目はエルヴィス・コステロの1年ぶり、通算なんと30枚目!
のアルバム(ウィキペディア調べ(笑))となる『National Ransom』から
「マイ・ラヴリー・ジザベル」です。

この曲は、カーペンターズでお馴染みの「ソング・フォー・ユー」や、
「スーパースター」
を作り、自身でも「タイト・ロープ」等のヒットを放った
レオン・ラッセルとの共作によるナンバーです。
前作『Secret,Profane&Sugarcane』の延長線上とも言える、カントリー・
フレーバーなアルバムで、プロデューサーも同じT・ボーン・バネット
担当しています。

個人的には2008年に発表した『百福』路線の、痛快なロックンロールが
聴きたいのですが、贅沢は言いません。
コステロの元気な歌声が、今年も聴けただけで満足です・・・。



No Face, No Name, No Number

そして、最後の曲はブライアン・フェリーの3年ぶりのソロ・アルバム
『Olympia』から「ノー・フェイス、ノー・ネイム、ノー・ナンバー」です。

アルバム・ジャケットに、トップ・モデルのケイト・モスを起用するなど、
実にフェリー先生好みのアート・ワーク(笑)。
音の方も、ロキシー・ミュージック『Avalon』や、ロキシー解散後の
ソロ・アルバム『Boys And Girls』辺りの、女性コーラスをふんだんに
使用し、脂が乗っていた全盛期を彷彿させてくれる、すばらしい内容
になっています。
ゲストには、ナイル・ロジャース(シック)、デイヴ・ギルモア(ピンフロ)
を始め、フリー(レッチリ)、ジョニー・グリーンウッド(レディヘ)、更には
ロキシー・ファミリーのフィル・マンザネラアンディ・マッケイ、そして
ブライアン・イーノがシンセサイザーで参加しているという、豪華絢爛。

この「ノー・フェイス、ノー・ネイム、ノー・ナンバー」は、60年代後半~
'70年代前半のブリティッシュ・ロックを代表するバンドの、トラフィック
のカバー。
40年以上前の名曲がポップな息吹を吹き込まれ、見事に蘇りました。

それにしても「煙が目にしみる」「ミッドナイト・アワー」「ジェラス・ガイ」
・・・。フェリー先生のカバー曲は、どれも自分がオリジナルかのような
フェリー・ワールド炸裂の名曲ばかりで、感心してしまいます。

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タイヤ交換の時にipodで聴いていたのが、マイ・ケミカル・ロマンス
ニュー・アルバム『Danger Days』。 これなんかも、年間ベスト10に
入ってきそうだな~。あと、キングス・オブ・レオンは・・・・?

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THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

New Disc特集(2010年9月~10月)前編

Postcards from a Young ManBarking.jpgSwanlights.jpgHurley.jpgWrite About Love

【今日の5曲】  ~テーマ『New Disc特集(2010年9月~10月)前編』~

1.(イッツ・ノット・ウォー)ジャスト・ジ・エンド・オブ・ラヴ
   /マニック・ストリート・プリーチャーズ・・・Postcards From A Young Man
2.オールウェイズ・ラヴド・ア・フィルム/アンダーワールド・・・Barking
3.ゴースト/アントニー&ザ・ジョンソンズ・・・Swanlights
4.ルーリング・ミー/ウィーザー・・・Hurley
5.リトル・ルー/ベル・アンド・セバスチャン・・・Write About Love


今回の【今日の5曲】は、2ヶ月に一度の恒例企画「New Disc特集」
(2010年9月~10月)です。

あの記録的な残暑に見舞われた9月、そして公私ともども色々な事が
あった10月。今思うと、遥か遠く昔の事のように思えてきます。
そして、気が付けば残すところ今年も1ヶ月あまり・・・。
1年はホントに早いもので、もうすぐ年間ベストアルバムの選考も準備
しないとなぁ・・・と思う今日この頃です。

ここに来て、各アーティストの力の入った良作がリリース・ラッシュと
なって、5枚選ぶ事がとても困難な2ヶ月でした。
そこで、今回は9月~10月のNew Discを、前編・後編の二回に亘って
ご紹介いたします。

(It's Not War) Just The End Of Love

先ず1曲目は、マニック・ストリート・プリーチャーズの通算10枚目の
アルバム『Postcards From A Young Man』から、「(イッツ・ノット・ウォー)
ジャスト・ジ・エンド・オブ・ラヴ」
です。

前作『Journal For Plague Lovers』から、1年という短いインターバルで
発表された今作も、前作に負けず劣らずの傑作アルバムとなりました。
(因みに『Journal~』は、昨年の年間アルバムランキングで堂々3位)

2007年に発表された『Send Away The Tigers』以後、マニックスは私の
中で特別なバンドになったのですが、今作も期待を裏切らない歌メロに
ストリングス。ギターをガンガンと鳴らしながらも、極上のポップ感に満ち
溢れたサウンド、そして彼らならではの圧倒的な高揚感。
このアルバムも、今年のベスト10に入ってくるのは間違いないだろうな~。
因みにジャケット写真は、俳優のティム・ロスです。


Barking.jpg

続く2曲目はアンダーワールドの3年ぶり6枚目のアルバム『Barking』
から、「オールウェイズ・ラヴド・ア・フィルム」です。

このミニマルでポップな佇まい。前作『OBLIVION with Bells』を遥かに
凌ぐ、良質なダンス・ミュージックを、今回も届けてくれました。
特に今作は、今まで以上にキャッチーなサウンド・プロダクションが特徴で、
この7分近い大作「オールウェイズ・ラヴド・ア・フィルム」も、全く飽きさせる
こと無いスリリングな展開で、後半部分は勝手に身体が動いてしまいます(笑)。
反復されるリズムと高揚感に、知らず知らずのうちに引き込まれていきます。


Always Loved A Film


Swanlights.jpg

3曲目は、アントニー&ザ・ジョンソンズの、通算4枚目のアルバム
『Swanlights』から「ゴースツ」です。

独特の世界観と、崇高な美しさに満ちた音楽。この「ゴースツ」もイントロの
ピアノ音に続いて入ってくる、アントニーの中世的なヴォーカルが、音を
優しく包み込んで行きます。
前作『The Crying Light』同様、「愛と哀しみ」「死」といった重いテーマの
内容がアルバムを支配しているのですが、今作は絶望の淵から少し這い
上がって来たような「希望」に満ち溢れているのです。
アレンジに高揚感が有り、躍動感に溢れたポップな要素も散りばめられて
いて、とてもポジティヴな印象を受ける素晴らしい作品です。


Ghost


4曲目はウィーザーの8枚目、『Hurley』から「ルーリング・ミー」です。
俳優のホルへ・ガルシアをジャケットのアート・ワークに起用し、強烈な
インパクトを与えてくれた今作。その写真同様にウィーザーの王道路線を
より強化した力強いギター・パワー・ポップ・アルバムに仕上がりました。
ここに来て、2008年「Weezer (The Red Album) 」、2009年「Raditude」
コンスタントに新作を発表しているウィーザーですが、その充実振りを
物語るかのような「会心の作品」と、言えるのではないでしょうか。

個人的には、あの「ブルー・アルバム」以来の傑作だと思います。


Ruling Me


そして、ラストの5曲目はベル&セバスチャンの4年ぶり7枚目のアルバム
『Write About Love』から「リトル・ルー」です。

先ず、なんと言ってもジャケット写真がいいですね~。ピンクを基調とした
落ち着いた雰囲気のアート・ワーク。そして、音の方もこの写真のイメージ
通りの内容に仕上がっています。
この「リトル・ルー」は、ノラ・ジョーンズをフィーチャリングした大人の切ない
心情を切々と歌い上げた佳曲で、スチュアート・マードックとのデュエットが、
実に心を揺さぶるエヴァー・グリーンなナンバーです。


Little Lou, Ugly Jack, Prophet John


『New Disc特集(2010年9月~10月)後編』も、お楽しみに・・・。

THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

7~8月のNew Disc “サーフィング・ザ・ヴォイド/クラクソンズ”

【「洋楽、今日の5曲」2ヶ月に一度の恒例企画「New Disc特集④」】

今日のNew Discはクラクソンズの三年ぶり、通算2枚目のアルバム
『サーフィング・ザ・ヴォイド』です。

Surfing the Void

2007年に発表された1stアルバム『Myths Of The Near The Future
(邦題:近未来の神話)』
はダンスとロックの融合を試みた「ニュー・レイヴ」
という、ダンス・ロック・ムーヴメントを巻き起こしました。

前作で一番印象に残った曲と言えば、なんと言っても「Golden Skans」
その、非常に解り易い「歌謡曲のようなメロディを持った曲」は、この
アルバムを象徴する曲で、この曲をどう評価するかで賛否両論、分かれた
ように思えます。


Golden Skans これぞ歌謡曲ロックだ!

この曲を始めとして、ダークでありながらも不思議なダンス・ビートとポップな
メロディに包まれた内容は、NMEの年間ベスト・アルバムに選ばれたほどで、
新人バンドのデビューとしては、破格の成功を納めたアルバムだったのです。

ただ、個人的には「曲の出来・不出来の落差の大きさ」が少し気になったのと、
「流行に乗った」感が強くて、何回も聴くアルバムでは有りませんでした(汗)。

そして真価を問われる2ndアルバム、『サーフィング・ザ・ヴォイド』を発表。

MGMTドラムスに続き「また、サーフィンかよ!」と思わせるタイトルですが、
サウンド的には「波乗り感」は無し。

先ず1曲目の「エコーズ」をタワレコの試聴機(笑)で聴いた時、「おぉっ」
引き込まれるものを強く感じました。
「成長したね~、クラクソンズ!」そんな印象を、強く持ったのです。


Echoes

しかし、アルバムを買って家に帰って聴くと、あまり耳に残らないのですよ。
1曲、1曲はとても良く出来ていて、アルバムの出来としては前作から数段、
ステップ・アップしたのは間違いないのですが、前作にはあった「躍動感」
が感じられなくなって、全体としては「地味になった」印象を受けます。

それに「ファルセット・ヴォイス」と、スカスカした「ダンス・ビート」の軽さは
相変わらずで、野球に例えるなら「巨人の坂本」を1番から9番まで揃えた
感じの内容(笑)になっているのです。
坂本は今年一番進化した、成長著しい素晴らしい選手なのですが、彼が
9人居てもチームの優勝は厳しいように、このアルバムの曲も、1曲1曲
は素晴らしいのですが、全体としては小笠原の重さも欲しいみたいな・・・)

まぁ、その辺のバランス感覚って、ビミョーなところなんですけどね~。

当初は、デヴィッド・ボウイ、T.REX、スパークス、バッド・フィンガーの
作品でお馴染みの、あの“トニー・ヴィスコンティ”をプロデューサーに
迎えて、アルバムを作るという事だったのですが、残念ながら実現せず。

その後、デビュー・アルバムを手掛けた“ジェイムス・フォード”と再び
アルバム製作したものの、「あまりにも実験的過ぎる!」とレーベルから
クレームがつき却下。

結局、USロックの大御所“ロス・ロビンソン”を起用して、完成したのです。

「トニー・ヴィスコンティだったら、どんな作品になっていたんだろう」
思うし、「実験的過ぎる」と言われたジェイムス・フォードがプロデュース
した作品というのも、是非聴いてみたかった・・・。

次回作は、その「実験的な音」に、期待してみたいと思います。


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

7~8月のNew Disc “マヤ/M.I..A.”

【「洋楽、今日の5曲」2ヶ月に一度の恒例企画「New Disc特集③」】

今日のNew DiscはM.I.A.の三年ぶり、通算3枚目のアルバム『MAYA』です。

MAYA.jpg

ワタシ自身、音楽に対しては非常に保守的で「新しい音」や「聴いた事のない音」
にとても、否定的なのです。
その為、'70年代後半に「パンク・ロック」が登場した時も、それらの音を避ける
ように「旧態依然としたロック」を聴き続けていたのですから、今思うと随分と
損をしていたと思います。

アヴァンギャルドと言われるロックも嫌いではないのですが、聴けるのは
「ポップ」である事が必須条件。

正直、M.I.A.の前作の『KARA』を最初聴いた時、その過激で挑戦的で実験的で
先進的でメロディレスなヒップ・ホップに、私はついていけなかったのでしたぁ。
そんな事で、まるで「ロック初心者」のようで情けないのですが、『KARA』
ワタシのツボを押さなかったので、2~3度聴いてお蔵入り状態だったのです。

そもそも、M.I.A.に対してロック・ミュージシャンというよりは、ファッション・モデル?
と勘違いしそうなルックスや、世界各地の音楽をサンプリングしながら個性的で
独自の世界観で作られた音楽、そして数々の武勇伝(父親がテロリスト!?)
などからとても、とっつきにくい先入観がありました。
何せ、M.I.A.を「ミア」と読んでいた位ですから・・・・(大汗)

しかし、この3rdアルバム『MAYA』「XXXO」「Meds And Feds」をラジオで
聴いて、そのポップでキャッチーなサウンド・プロダクションにぶっ飛んだのです。


XXXO う~ん、この口は刺激的だなぁ


特にこの「Meds And Feds」は、アドレナリン出まくりで、血管ブチ切れ寸前の
破壊力。ノイズまみれでありがなら、これだけポップなのは凄い!
ヴォリューム目一杯上げて聴けば、MDMA3錠分の効果あり!(←問題発言)


Meds And Feds 今年のアドレナリン大賞はこの曲で決まり!(笑)

この『MAYA』を聴いて、改めて2ndの『KARA』を聴いてみると、革新的な曲
の合間にあるポップな曲は、違和感無くスーっと順応する事が出来るように
なったのです。
1枚、気に入ったアルバムが出来ると、過去の作品も聴けるようになるのは
不思議なものです。

でも海外メディアの評価は、この『MAYA』に対しては結構、辛口なのが多い
ですね。
前作の『KARA』は、どのメディアも結構高い評価だったんですけど。
(どーでもいいけど『MAYA』に『KARA』ってややこしいのぉ)

「アヴァンギャルドでラジカルな曲」が減って「ポップな曲」多くなったのは、
聴き易くて良いと思うのですが、その中間の曲が少しパンチ不足なのが、
辛口評価の理由かなぁ・・・。

もしかすると、昔からM.I.A.を好きだったコアなファンの方には、このアルバム
は不満かもしれないのですが、逆にワタシのような「新しいファン」を獲得した
のですから、この変化はとても意味があったと思いますよ、ホント。

因みにこの『MAYA』というアルバム・タイトルは、本名のマータンギ・マヤ・
アルルピラガーサム
から取ったもの。

youtubeのコントロール・バーをデザインした、ジャケットのアート・ワークも
This Is Pop!


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

7~8月のNew Disc “ザ・サバーブス/Arcade Fire”

【「洋楽、今日の5曲」2ヶ月に一度の恒例企画「New Disc特集②」】

今日のNew Discはアーケイド・ファイアの三年ぶり、通算3枚目のアルバム
『ザ・サバーブス』です。

Suburbs.jpg

2004年に発表された1stアルバム『Funeral』「葬儀、葬式」という、とてつもない
へヴィなテーマにもかかわらず、個人的な死をオーケストラ・ポップと言われる、
壮大なサウンドに作り上げ、デヴィッド・ボウイデヴィッド・バーンU2など多くの
アーティストが大絶賛。

そんな評判や、雑誌のレビューで高い評価を受けていた新人バンドのアルバム
を、私が初めて聴いたのは運転中、車の中でした。
噂に違わない完成度の高さと、圧倒的な「高揚感」。あまりの「興奮」の為に車の
運転が出来なくなり、暫く車を止めて聴き入ったのを思い出します。


Neighborhood #2 (Laika) 『Funeral』より

2007年に発表された2ndアルバム『Neon Bible』では「宗教戦争」という、これまた
重いテーマの作品を発表。
1stでみられた「高揚感」は少し薄れたものの、教会で録音されたこのアルバム
はUSチャート2位を記録。
(何故かこのアルバムは日本盤発売が無く、輸入盤のみ)

そして2010年、待望の3rdアルバム『The Suburbs』が発表されました。
今回のアルバム・テーマは「郊外」

「葬式」「宗教戦争」に比べると穏やかな印象を受けますが、内容は意外とへヴィ。
ただ、反ブッシュを掲げ当時のアメリカに警鐘を鳴らし続けながら、絶望の淵まで
追い込まれていた『Neon Bible』の時に比べ、現在のオバマ政権樹立は、彼らに
希望を与え、大きな心境の変化があったのは間違いないところ。

「郊外化問題」は決してアメリカだけでなく、日本でも非常に深刻な問題で、
私の住む新潟も、郊外に巨大なショッピング・センターが乱立しています。
その無秩序に発展してく「スプロール現象」の中で、中心市街地の空洞化
(百貨店の閉店、シャッター街)が、老人や障害者などの生活弱者を苦しめ、
大きな社会問題になっているのです。

「郊外」という身近なテーマに対し、まるで「青春時代の日記」を読み返すような
トータル・アルバムに仕上がった今作も、ヴァイオリンやアコーディオン等を
用いた「小楽団」とも言えるオーケストラ・ポップが、前作以上に感動を与えて
くれます。

そんな出口の見えないテーマに立ち向かう、アーケイド・ファイアの問題作。
7年間で3枚のアルバムというのは、昔のバンドに比べると確かに物足りなく
感じますが、その分1曲あたりの音楽情報量が濃密で、彼らのリアルな思いが
伝わってくる、期待通りの傑作です。
因みに、全米・全英チャートともに堂々1位に輝きました。

少し値段は高いかもしれませんが、訳詩のついた日本盤でじっくり作品を
味わってもらう事を、お奨めいたします。


Ready To Start 『The Suburbs』より 

THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |
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