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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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Blues Hand Me Down

The Bomb Shelter Sessions


2012年に発表されたアルバムを振り返るシリーズ、第五弾の今日は

ヴィンテージ・トラブルのデビュー・アルバム 『The Bomb Shelter

Sessions』
です。

とにかく、バンド名がカッコいい。ジャケットのアート・ワークもモノクロで

カッコ良すぎ。

そしてサウンドは、60年代風のR&Bやソウル・ナンバーに、エネルギー

を爆発させた黒人ヴォーカルと、ハード・エッジなギターを加え、ロック

とブルースが融合した、超カッコいい極上の「ヴィンテージ・サウンド」

を鳴らすという、正に破格の新人バンドの登場と言えるでしょう。


特に、1曲目の「Blues Hand Me Down」における、冒頭のドラム・

グルーヴ、そこに畳み掛けるナリー・コルトのギター・リフが圧巻。

更に、タイ・テイラーのソウルフルで汗が迸るような、ヴォーカルが

素晴らしい。そして、ファンキーなベース・グルーヴが加わると、聴く

者の高揚感は、MAXに達するのであります。


Blues Hand Me Down/Vintage Trouble
この曲の歌詞の中に「Vintage Trouble」というフレーズが出て来て
そこから、バンド名が決定したとのこと。


決して目新しさは無い。むしろレトロな佇まいに溢れた、サウンドで

ある。しかし、以前紹介したブラック・キーズにも通じる、圧倒的な

グルーヴとブルージィなロックン・ソウルは、古臭く感じるどころか

今の時代には逆に、新鮮な印象を受けるから不思議。

単なるクラシック・ロックのフォーマットを、焼き直した音にならない

のは、メンバー1人1人のスキルの中に蓄積された「豊富な音楽

情報量」
によって、レトロなサウンドにモダンなサウンド・デザインを

意識することなく、施しているからに違い有りません。


既に2ndアルバムも仕上がっており、「Blues Hand Me Down」

何曲も入ってるというのだから(笑)、今からとても楽しみ。

THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

Sixteen Saltines

Blunderbuss.jpg


2012年に発表されたアルバムを振り返るシリーズ、第四弾の今日は

ジャック・ホワイト、待望のソロ・アルバム 『Blunderbuss』 です。


ザ・ホワイト・ストライプスの、実質的なラスト・アルバムとなった

『Icky Thump』 が発表されたのが2007年。それから考えても5年の

インターバルがあった訳ですが、それほど久しぶりに感じないのは

その間にザ・ラカンターズ名義のアルバムが1枚、デッド・ウェザー

名義のアルバムが2枚、更にはホワイト・ストライプスライヴCD

+ドキュメンタリーDVDが、発表されていたからだと思います。


まぁ、ザ・ラカンターズにしてもデッド・ウェザーにしても、ジャック・

ホワイト
が主導権を握っている限り、ホワイト・ストライプスの影が

色濃く残るのは否めないのですが、バンド形式によるアンサンブルを

重視したスタイルは、ジャック・ホワイトのメンバーに対する遠慮が

あるのか、ストライプスのようなプリミティヴな音の破壊力と緊迫感を

期待すると、物足りなさが残ったのです。


ところが、初めてのソロ・アルバムとなったこの 『Blunderbuss』 では

爆裂ギターあり、グルーヴに溢れるブルーズありと、今迄の消化不良を

解消させるかのような内容になっております。

同じ曲を、全員女性バンドと全員男性バンドによる2回レコーディング

して「良い方を採用する」といったルールを設け、既成概念を破壊する

ストライプス時代のような「異形のロック」のエネルギーを、アルバムで

爆発させているのです。

中でも、この 「Sixteen Saltines」 は凄い! 音の塊による圧倒的な

破壊力が、ブルースというオールド・スクールな音楽スタイルを解体し

イノヴェーションで、「21世紀のブルース」を作り上げてしまいました。



Sixteen Saltines/Jack White


相変わらず、レッド・ツェッペリンを彷彿とさせてくれる音なのですが

音の多様性とか良質なコマーシャリズムといった部分にも、ジミー・

ペイジ
ジャック・ホワイトの共通点が、多く感じられると思います。


メグ・ホワイトの揺れる(どこが?)ドラミングを、もう見る事が出来ない

のは残念ですが、ストライプスの正式な解散によってジャック・ホワイト

の創造性を最大限に発揮した作品が、これからも作り続けられるのか

と思うと、今後が楽しみで仕方ないのであります。


追記.

ツェッペリンが居なくても、ジャック・ホワイトが居れば、いいかなぁ~

と思っていたのですが、「祭典の日」大絶賛のレビューを読むと、

ブルーレイDVD付きのアルバムが、欲しくなりましたね~(笑)。



こちらはライヴのSixteen Saltinesゼップには まだ及ばない?


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

Wasted Days

AttaCk on Memory


2012年に発表されたアルバムを振り返るシリーズ、第三弾の今日は

アメリカ出身の4ピース・バンド、クラウド・ナッシングスのセカンド・

アルバム 『Attack On Memory』 です。

2011年に発表された1stでは、ローファイなポップ・パンクを演って

いたという事ですが(未聴)、そんな予備知識が何の役にも立たない

くらい、このアルバムの破壊力は凄まじいものがあります。

その大きな理由としてプロデューサーに、ニルヴァーナを手掛けた

あのスティーヴ・アルビニが起用された事。

中でもM-2の8分を超える大作で、このアルバムのハイライトと言える

「Wasted Days」は、そのアルビニ効果が存分に発揮された楽曲。

ハードなギターを掻き鳴らし、ヴォーカルがシャウトするグランジ風

サウンドに変貌を遂げたのは、至極当然と言えるのでしょう。


Wasted Days/Cloud Nothings


歯切れの良いパンキッシュなカッティング・ギターがリードし、攻撃的な

ヴォーカルが畳み掛ける。音の緊張感による、体内のリミッターが振り

切る寸前で、混沌としたプログレ風のインプロビゼーションに突入。

全く飽きさせないミニマルな世界に浸り切った後、最後にまた絞り出す

ような「魂のシャウト」で、幸福な時間が終わりを迎えます。

Cloud Nothings

これが二十歳そこそこのバンドの音なんだから、ホント凄いもんです。

UKの若手バンドは、衝撃的なデビュー・アルバムを発表しても作品

を重ねる毎に、だんだんフェイド・アウトしていくのに対し、USの若手

バンドはキャリアを重ねる毎に、素晴らしい作品を作り上げるような

気がします。

まっ、あくまでもOASI-Zのイメージだけどね・・・。


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

Fall Of ‘82

Port of Morrow

2012年に発表されたアルバムを振り返るシリーズ、第二弾の今日は

ザ・シンズの5年ぶり4枚目の作品 『Port Of Morrow』 です。

「アメリカの良心」ウィルコなら、「USインディの良心」はこの

ザ・シンズと言えるでしょう。

フォーク、カントリー、ローファイといった音楽をベースに、60年代~

70年代の、古き良きアメリカの佇まいを感じさせてくれる、タイムレス

なグッド・メロディは、今の時代に聴くと逆に新鮮に映るから不思議。

なんとなく70年代、AMラジオにかじりついていた頃に流れていた曲

を思い出させてくれます。


2007年に発表された前作 『Wincing the Night Away』 は、初登場

2位を記録。(↓私はアルバム・ジャケットを見てギョッとしました(苦笑)

Wincing the Night Away Wincing the Night Away

日本に住む我々の感覚からは、この手の音楽が上位にランキング

されるという事に対して 理解不能な部分があるのですが、アメリカ

の音楽シーンは、良質な音楽ならメジャーだろうがインディだろうが

支持されるという、自由な環境にあるのが素晴らしいと思います。


紹介する「Fall Of ‘82」は、トランペットをフィーチャーした心安らぐ

ポップ・ソング。ヴォーカルで中心メンバーのジェイムズ・マーサー

の声もサウンドに溶け込み、知らず知らずのうちに疲れた身体を癒す

サプリメントのような効果を発揮してくれます。




ところで、皆さんは「1982年の秋」って何をしていました?

OASI-Zは、この時 になりました(爆)。


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

Day to Day

Sounds from Nowheresville

2012年も後、1ヶ月少々となりました。

思えば今年は、新譜紹介が余り出来なかったなぁ~と反省しています。

今年の暮れには恒例の「Albums Of The Year」の発表も控えており

いきなり「ドーン」と年間ランキングの発表するのは、なんだか忍びない

ので今年発表されたアルバムを、年末迄の間に少しずつでも、紹介して

いきたいと思います。


先ずは今年3月に発表されたThe Ting Tings(ザ・ティン・ティンズ)

の2ndアルバム 『Sounds From Nowheresville』 です。

4年前に発売された1stアルバム 『We Started Nothing』 は、80年代

を想起させるエレ・ポップ。チープなダンス・ミュージックと、ケイティ嬢

脱力系ヴォーカルが、私の好みにピッタリの作品でした。

ただ正直言って「2枚目は出るのかなぁ~」という、一抹の不安があったの

は事実。しかし、こうして堂々と音を鳴らしてくれた事は、嬉しい限りです。


今回の作品は、1stのような弾けたサウンドは影を潜めたものの、バンドと

しての進化、イノヴェイティヴな部分が随所に感じられます。

中でもこの「Day to Day」は、ケイティ嬢のヴォーカリストとしての成長

が窺える、魅力的な曲だと思います。


Day to Day/The Ting Tings


↓こちらは、アコースティックなスタジオ・ライヴ

Day to Day/The Ting Tings


4年間の毎日の積み重ね(Day To Day)は、決して無駄では無かった

と感じさせてくれる、良く出来たアルバムだと思います。

そー言えば、ジョニ・ミッチェル「Man To Man」という曲があったけど

ティン・ティンズケイティ嬢が、「Man To Man」というタイトルの曲を

歌うと、萌えるだろうなぁ~(笑)。

Katie.jpg
このけだるい雰囲気が、堪らんね


THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |
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