1977年(昭和52年)というと、皆さんは何をされていたでしょうか?
私はこの年から高校生になり、
「勉強を一生懸命頑張る学生」を目指していた
ものの、1年生の最初の中間テストの順位に愕然とし、勉強はほどほどにして
部活で頑張る事にしました(爆)。
部活は、中学時代からやっていた野球部に所属。一応、形の上では
甲子園を
目指していたのですが、部員の数もままならない野球部では
「夢のまた夢」。
一応、シーズン中は髪の毛は
「五分刈り」にしていたのですが、オフシーズン
は自由に髪の毛も伸ばせるという、今話題の
「体罰」とは無縁の
ゆるい部活でした。
そんなゆるさも有って、1年生の3月末~4月最初に実施される
「修学旅行」では、調子に乗って
「パーマをかける」という
青春ドラマさながらの、暴挙を
敢行。
しかし、青春ドラマのストーリーと同様に、野球部の顧問の先生に注意を受け
目論見は見事に失敗。
結局、シーズン中よりも更に短い
「五厘刈り」で修学旅行に行く羽目になった
のです。(←お前は
峯岸みなみか!?)
あの修学旅行の写真を見る度に、胸がキュンと痛むOASI-Zなのでした・・・。
という事で、
1977年のOASI-Zが選ぶ
「アルバム・ベスト20」、先ずは
20位から11位までの発表です。
20位 噂/フリートウッド・マック(Rumours/Fleetwood Mac)
19位 雨のシルエット/キャメル(Rain Dances/Camel)
18位 愛ゆえに/10CC(Deceptive Bends/10cc)
17位 悪夢の惑星/ユートピア(Oops! Wrong Planet/Utopia)
16位 果てしなき反抗/ジャパン(Adolescent Sex/Japan)
15位 チープ・トリック/チープ・トリック(Cheap Trick/Cheap Trick)
14位 ヨーロッパ特急/クラフトワーク(Trans-Europe Express/Kraftwerk)
13位 ドンファンのじゃじゃ馬娘/ジョニ・ミッチェル(Don Juans Reckless Daughter/Joni Mitchell)
12位 ドロー・ザ・ライン/エアロスミス(Draw the Line/Aerosmith)
11位 究極/イエス(Going for the One/Yes)
20位は、31週に亘って全米アルバム・チャート1位を記録した
フリートウッド・
マック最大のヒット・アルバム。メンバー・チェンジを繰り返し実を結んだ傑作。
ここに来て、DXエディションが最新の全英チャートのベスト3に入る健闘!。
19位は元
キャラヴァンのベーシスト、
リチャード・シンクレアが加入し弱点
だったヴォーカリストの加入で、サウンドの幅が広がった
キャメルの5作目。
18位は、
グールドマン&スチュアート二人体制の5cc(笑)になり、すっかり
毒が抜けて良質なバンドに変身した
10cc。
「愛ゆえに」「恋人たちのこと」の
ストレートなポップ・ソングと純度100%の「美メロ」で、少しずつ遠い存在に。
17位は
トッド・ラングレン率いる、
ユートピアの4作目がランク・イン。
ハード・
プログレと言われた過去の作品に比べて、トッド・カラーが強まりポップ寄りに
なったアルバム。超名曲
「愛こそ証:Love Is The Answer」収録。
16位は本国イギリスでは、アルバム・ジャケットの酷さからか全く不発。しかし
日本では
デヴィッド・シルヴィアンのヴィジュアルの美しさと、バンド名?で
大爆発した
ジャパンの、ハードでファンキーな1stアルバム。
15位はイケメン二人と、オヤジ系二人のコントラストも注目を集め、
ジャパン同様に日本で火が付いた
チープ・トリックのデビュー・アルバム。コミカルな
風貌の
リック・ニールセンのギターが活躍する、
「ホット・ラヴ」は痛快。
14位は当初、プログレッシヴ・ロックにカテゴライズされていたドイツのバンド、
クラフトワークがランク・イン。そのエレクトリックなサウンドは、後に
テクノ・
ポップと呼ばれ、日本でも大人気に。
13位は前作同様、非常に完成度の高い洗練された
ジョニ・ミッチェルの9作
目がランク・イン。ベースのジャコ・パストリアスの参加でジャジーでファンキー
な作品に。アナログ盤時代は2枚組、しかしCDは1枚にまとめられ聴き易さUP。
12位は、前作に続き
エアロスミス黄金期の作品。このアルバムをレコード屋
のレジ脇にあった試聴用のプレーヤーで、ヴォリューム高めのヘッドフォンで
聴いたタイトル・ナンバーの破壊力にぶっ飛んだ事は、未だに忘れられない。
そして
11位は、プログレ・バンドとしての
イエス、最後の作品がランク・イン。
リック・ウェイクマンが復帰し、超ポップになった1曲目のタイトル曲に驚き。
ロジャー・ディーンから、
ヒプノシスに替わったジャケットも近未来ポップ。
それでは、
16位の
ジャパンで
「果てしなき反抗」を、お聴き下さい。
Adolescent Sex/Japan10位以降のランキングは
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