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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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Albums Of The Year 1979

1979年(昭和54年)というと、皆さんは何をされていたでしょうか?

私はこの年、高校3年生。部活動が終わり真剣に受験勉強に取り掛かるかと
思いきや、ロック離れを起こしていた空白の2年間を取り戻すようにロック
をまた聴き出し、受験に対する危機感は殆ど感じられない、大変オメデタイ
オプティミストでした。
(勿論、受験の結果もオメデタイ内容に・・・(爆))。

この2年間の間にロック・シーンは大きく様変わりし、久々に耳にする曲は
どれも新鮮で、あの70年代前半にロックを初めて聴いた時のように、魅力に
溢れたものでした。

中でも「パンク・ロック」が硬直したロック・シーンを打破し、そのパンク
に影響をうけたバンドやアーティストが、アイデアを駆使し様々な形で展開
させた「ニュー・ウェーヴ」と言われる新しい波は、ロック離れして
いた私の心を鷲掴みにしたのです。

「洋楽ロック」という、少し特異な音楽の鮮度を落とさずに聴き続ける為には
全く聴かない期間(ロック離れ期間)を作る事も大切だなぁと感じております。

という事で、1979年のOASI-Zが選ぶ「アルバム・ベスト20」は、どんな
順位になったのか? 先ずは、20位から11位までの発表です。

20位 ザ・ウォール/ピンク・フロイド
(The Wall/Pink Floyd)
19位 154/ワイヤー(154/Wire)
18位 クール・フォー・キャッツ/スクイーズ
(Cool for Cats/Squeeze)
17位 ザ・プレジャー・プリンシプル/ゲイリー・ニューマン
(The Pleasure Principle/Gary Numan)
16位 ドリーム・ポリス/チープ・トリック
(Dream Police/Cheap Trick)
15位 ルック・シャープ/ジョー・ジャクソン
(Look Sharp/Joe Jackson)
14位 ジ・アザー・ワン/ボブ・ウェルチ
(The Other One/Bob Welch)
13位 レイバー・オブ・ラスト/ニック・ロウ
(Labour Of Lust/Nick Lowe)
12位 クワイエット・ライフ/ジャパン
(Quiet Life/Japan)
11位 ロジャー(間借人)/デビッド・ボウイ
(Lodger/David Bowie)

20位は世界で3,000万枚を売上げる、大ヒットを記録したピンク・フロイド
2枚組コンセプト・アルバム。プログレから「産業的なロック」への転換期と
なった作品。それにしても一時代を築いたピンク・フロイドが、20位とは・・・。

19位「ロックでなければなんでもいい」というキャッチ・フレーズの下に
楽器の演奏もバンドを始めてから練習した、正にパンクの精神を具現化した
ワイヤーの3rdアルバムが、ランク・イン。

18位は70年代後半~80年代半ば頃迄、良質なひねくれポップ&ロックン・
ロール・アルバム
を次々と世に送り込んだ、スクイーズの2ndアルバム。

17位は、全英1位を記録したゲイリー・ニューマン名義としては最初の作品
がランク・イン。この無表情なエレ・ポップは全米でも支持を受け、シングル・
カットされた「カーズ」が3位を記録。

16位は、ライヴ・アルバム『At 武道館』の息の長いセールスにより、当初の
予定より発売時期を遅らせて発表したチープ・トリックの絶頂期のアルバム。

15位は、作品ごとに音楽性が変わる、ジョー・ジャクソンのパンキッシュで
尖ったサウンドのデビュー・アルバム。石畳に白い靴がライト・アップされた
ジャケット写真の素晴らしさで、OASI-Zは音を聴かずに思わず購入(笑)。

14位も、シンプルな影絵のジャケットのアート・ワークが、とても素晴らしい
ボブ・ウェルチのソロ3作目。前2作に比べると派手さは無くなったものの
落ち着いたメロディ・ラインと、ハードなギターは健在。

13位は、ロック・パイルのメンバーがバックを固めた、ニック・ロウの2nd。
落語家の三遊亭円丈もカバーした永遠の名曲で、代表曲の「恋するふたり」
収録。因みに、当時の日本盤の邦題は『いかした愛の放浪者』!(大爆)。

12位は、ジャパン「真の1stアルバム」とも言われる3作目。欧州耽美派
とエレクトロの接近により、このバンドの方向性が確立された記念すべき作品
ロキシー・ミュージックと似た世界観に。ヴェルヴェッツのカバーも秀逸。

そして11位は、所謂「ベルリン三部作」の3作目となる、デヴィッド・ボウイ
がランク・イン。『Low』『Heroes』 同様にイーノが参加しているものの、
壮大なスケール感は影を潜め、ポップな楽曲が並びます。

それではこの中から、17位ゲイリー・ニューマン「カーズ」16位
ジョー・ジャクソン「ワン・モア・タイム」、2曲続けてどうぞ!


Cars/Gary Numan


One More Time/Joe Jackson


10位以降のランキングは続きを読むへ・・・



10位 フィア・オブ・ミュージック/トーキング・ヘッズ
(Fear Of Music/Talking Heads)
Fear of Music

10位は、前作に続きブライアン・イーノがプロデュースを担当したトーキング・
ヘッズ
の3作目。次作で全開となる、アフリカン・ビートを一足早く導入した
「I Zimbra」を始め、ファンキーでグルーヴを強化したアルバム。


9位 マニフェスト/ロキシー・ミュージック
(Manifesto/Roxy Music)
Manifesto.jpg

9位は、ロキシー・ミュージックの通算6枚目。一旦解散状態だったロキシーが
3年ぶりに再結成。ニュー・ウェーヴの香りが漂う、ダンス・ナンバーが並んだ
作品は、ブライアン・フェリーが新生ロキシーの歩んでいく「方向性」をリスナー
に示した、正に「マニフェスト」と言える作品でした。


8位 イン・スルー・ジ・アウト・ドア/レッド・ツェッペリン
(In Through the Out Door/Led Zeppelin)
In Through the Out Door

8位は、レッド・ツェッペリンの3年半ぶりに発表されたアルバムで、結果的に
ラスト・アルバムとなった作品。ブラジル風、カントリー&ウェスタン風など色々
な要素を取り入れた意欲作も、前作のような張り詰めた緊張感は無くポップに。
茶色い袋に入ったジャケット写真が全部で6種類あり、購入する迄 どの写真に
なるか分からない事も、大きな話題に。


Fool In The Rain/Led Zeppelin 
途中で八神純子ばりのホイッスルが鳴り響き、リオのカーニバルが始まります(笑)


7位 ドラムス・アンド・ワイアーズ/XTC
(Drums & Wires/XTC)
XTC Drum

7位XTCの3作目がランク・イン。キーボードのバリー・アンドリュース
が抜け、アヴァンギャルドな部分が薄れた反面、ギターとドラムを中心とした
タイトでポップなサウンドが構築されました。当時、新進気鋭のプロデューサー
スティーヴ・リリィホワイトを迎え、ドラム音が格段にスケール・アップ。


Ten Feet Tall/XTC コリン・ムールディングによるアコースティックの名曲


6位 ザ・スペシャルズ/ザ・スペシャルズ
(The Specials/The Specials)
Specials

6位は、エルヴィス・コステロがプロデュースした、ザ・スペシャルズの1st。
「ツー・トーン」「スカ・ブーム」の立役者として一世を風靡。ジャマイカン・
スカ・ビートをポップに仕上げたサウンドは、パンク好きのロンドンの若者達
にも支持されました。


5位 アームド・フォーセス/エルヴィス・コステロ
(Armed Forces/Elvis Costello)
Armed Forces

5位は、エルヴィス・コステロの3作目がランク・イン。アルバムタイトルの
通り「軍隊」に関する曲が多く収録されており、政治的な影響を感じさせます。
過激なパンクの色彩を残しつつも、ポップな味付けを加えたニュー・ウェーヴ
に進化して行ったこのアルバムの、プロデューサーは勿論ニック・ロウ!  


4位 エンターテイメント!/ギャング・オブ・フォー
(Entertainment/Gang Of Four)
entertiment!.jpg

4位は、文化大革命を主導した中国共産党の「4人組」からバンド名をとった
ギャング・オブ・フォーのデビュー・アルバムにして「最高傑作」のこの作品。
ソリッドでシャープなアンディ・ギルの、超攻撃的なカッティング・ギターは
ギターが持っている魅力を最大限に引き出し、聴く者に「痛快感」と「爽快感」
を与えてくれます。 


3位 No.1イン・ヘブン/スパークス
(No.1 In Heaven/Sparks)
NO.1 in Heaven

3位は、スパークスの作品の中では、個人的「最高傑作」のアルバムがランク・
イン。ロンとメイルのラッセル兄弟が作り出す、偏屈・変態ポップはディスコ・
ミュージックの仕掛人である、ジョルジョ・モロダーとタッグを組む事によって
疾走感溢れるディスコ・ビート全開の、キラキラした傑作を完成させたのです。
しかし当時、「日本盤」は発売されず「輸入盤」でしか入手出来なかったという
エピソードは、このバンドの日本での人気を物語っており、涙を誘います。


Academy Award Performance/Sparks


2位 白いレガッタ/ザ・ポリス
(Reggatta de Blanc/The Police)
Regatta De Blanc

2位は、ポリスの2ndアルバムが堂々ランク・イン。「パンクとレゲエの融合」
と言われたアルバムで、メンバー三人の個性とアンサンブルがバランス良く作品
に反映されたポリスの人気を決定付けた、作品と言えるでしょう。
個人的にも大変 思い出深いアルバムで、冒頭に「空白の2年間を取り戻すように
ロックをまた、聴き出した」
と書きましたが、ポリス「孤独のメッセージ」
ラジオで聴いて、そのカッコ良さに惹かれてこのアルバムを購入したのです。
もし、この曲を聴いていなかったら 拙ブログは存在していなかったと思います。


Message In A Bottle/The Police


1位 ロンドン・コーリング/ザ・クラッシュ
(London Calling/The Clash)
London Calling

そして1位は、ザ・クラッシュがバンドとして大きく成長を遂げた3rdアルバムが。
数あるパンク・バンドの中でも、解散するまでパンクのスピリットを失わなかった
ザ・クラッシュですが、作品に向かう姿勢はイノベーションに溢れ、レゲエ、R&B、
ロカビリー、ジャズなど多種のサウンドを取り入れたこのアルバムは、パンクの枠
を超えて「産業的なロック」に対するアンチテーゼとも言える、感動の一枚。
因みにこのアルバムは、アナログ2枚組で発売されたにもかかわらず、イギリス
ではメンバーの希望で1枚分の金額で売られました。また、ジャケットのアート・
ワークは、偉大なるエルヴィス・プレスリーの1stアルバムのパクリ(笑)。


Train in Vain/The Clash
当時この曲はノー・クレジットで、アルバムのラストに収められておりました


という事で70年代最後のランキングは、こんな感じになりました。
こうして並べると、この頃のアルバムはどれも思い出深く、ロック離れ明けの耳には
魅力的な作品ばかりで、レコードを毎日聴くのが楽しくて仕方が有りませんでした。
この高三時代から大学を卒業する迄の期間(79年~83年)、「人生最大のロック
黄金期」
を迎える事になります。

そして、いよいよ次回はその80年代に突入します。
アップできるのは何時になるか分かりませんが、お楽しみに~。

追記.
あれから2年。亡くなられた人たちの御霊に対して黙祷を捧げます。

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THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

COMMENT

No title

なるほど「ロック離れの期間」ですか・・・俺の場合、それまで欲しかったアルバム(60・70年代のロック)と現在進行形のロック・ポップスと合わせて、ブラック・ミュージック(R&B、ソウル、ファンク、レゲエなど)も聴いていたので、ロックに飽きる暇がなかったというか・・・。
まあ、でもこの年あたりはオールドウェイヴよりもニューウェイヴと呼ばれるものの方が圧倒的に存在感ありますよね。世代交代てな感じで・・・。もっとも俺が当時一番良く聴いていたのはR&Bやパブロック系だったと思います。パンク系やニューウェイヴ的なものについては地元のレコード屋でなかなか入手出来ないときは東京まで行って、UKエジソンとかで買ってたなァ~。

No title

シュガー・シェイカーさん、いつもコメントありがとうございます。

私がロック離れを起す理由を分析してみると・・・

①ロックより興味のあるものが現れる
②現在進行形のロックについていけなくなる
この2つが重なると、ロックからだんだん離れてしまうのです。
この高校時代は①部活動が忙しくなって音楽を聴く時間が激減
②好きなプログレが衰退し、パンクの登場についていけなくなった
という事が、ロック離れの理由でした。

では現在は?というと、月~金はロック中心の生活ですが土・日は
ゴルフ>競馬>サッカー(アルビ)>ロック に優先順位が変わります。
それでも今は、現在進行形のロックについていけてるので、なんとか
ロック離れを起さずに済んでます。

シュガーさんや、リンク先の皆さんのブログに刺激を受けながら、出来るだけ
長く続けられるように頑張りますので、これからも宜しくお願いいたします。

No title

3位のスパークスに興味ありますねえ。
以前、買おうと思っていた時期もあったのですが、タイミングを逸してそのまま忘れていました。これは買ってみようかしら。

No title

実験鼠さん、いつもコメントありがとうございます。

このスパークスも当時は何気に「時代の音に乗り遅れまい」と、この『NO.1 In Heaven』ではアイランド時代からは想像も出来ない「ディスコ・ビート」「ダンス・ミュージック」のアルバムを発表。これが「大正解!」で、とにかく私は聴きまくりました。
しかし、上でも書いた通り悲しいかな、日本盤では発売されなかったんですよね。これが日本盤で発表されていたら、スパークスは80年代に「大ブレイク」したんじゃないかと思っているんですけどね~(笑)。

今聴くと、「あの時代の音」に聴こえるかもしれませんが、Amazonで「743円!(笑)」是非、お試し下さい。

No title

お久しぶりです!
ZEPの「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」は大好きな作品なんですが、どうも世間の評価が低いようで、ちょっと残念だったり(苦笑)。Carouselambraが大好きです。

No title

ryoさん、いつもコメントありがとうございます。

ZEPの前作『Presence』が余分なものを一切排除し、張り詰めた緊張感に溢れた「傑作」だっただけに、次回作に対する期待は並々ならぬものが有りました。
しかし、ロバート・プラントの愛息が亡くなったりし活動休止状態になり、解散説も流れる中で3年半ぶりに発表された『In Through the Out Door』は、ハードな部分が後退しポップな印象を受ける為、前作と比較されると評価が低いのは、否めないところだと思います。
しかし、作品の評価よりも「ZEPの新作」が発表されたという事実が、当時は非常に大きく当然、次の作品に大きな期待がかけられたのですが、ボンゾがあんな事になってしまうなんて・・・。

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