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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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Albums Of The Year 1980 後編

さぁ、少し時間が空いてしまいましたが「Albums Of The Year 1980 後編」
お送りします。

10位 孤独な影/ジャパン
(Gentlemen Take Polaroids/Japan)
Gentlemen Take Polaroids

10位は欧州耽美派ロックに、前作を踏襲するモダンなダンス・ミュージックを取り
入れたジャパンの4作目で、ヴァージン移籍後初の作品。デヴィッド・ボウイ
ベルリン時代の世界観に、ロキシー・ミュージックのダンサブルなディスコ・ビート
と、トーキング・ヘッズのアフリカン・ビートと、坂本龍一の深遠な叙情性を合体
させたような傑作。

9位 サンディニスタ!/ザ・クラッシュ
(Sandinista!/The Clash)
sandinista!.jpg

9位は、レゲエ、ダブ、ロカビリー、ディスコ、ゴスペル、ラップ等を試み、成功
した前作の路線を更に実験的なアプローチで推し進めた、クラッシュの意欲作。
アナログ3枚組でありながらコンセプト・アルバムでも無かった為、当時聴くのが
結構キツくてどうしても一気に聴けない分、散漫な印象が否めなかった作品だった
のですが、2枚組で発表されたCDはスッキリして、聴き易さがアップ。

8位 スケアリー・モンスターズ/デヴィッド・ボウイ
(Scary Monsters/David Bowie)
Scary Monsters

8位は、デヴィッド・ボウイ自身の70年代を総括する作品。1曲目にいきなり
「シルエットや影が革命を見ているぅ~」と、日本語のナレーションが登場した
時はオドロキましたねぇ。この声の主は、ここでも書きましたがミッチ広田さん。
パーソネルには ロバート・フリップロイ・ビタントニー・ヴィスコンティ
ピート・タウンゼント、等が名を連ね、物足りなかった前作の鬱憤を晴らす渾身
の作品。全英1位に輝いた「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」のビデオ・クリップ
の映像の素晴らしさは特筆もの。


Ashes To Ashes/David Bowie


7位 フレッシュ・アンド・ブラッド/ロキシー・ミュージック
(Flesh & Blood/Roxy Music)
Roxy Music

7位は、ロキシー・ミュージックの7作目。ダンサブルな、エレクトロ・ディスコ・
サウンドを大胆に導入した「セイム・オールド・シーン」を始め、スタイリッシュに
洗練された作品。珍しくシンセサイザーを用いたタイトル・チューンや、「カバー曲
はフェリーのソロで」
という掟を破り収録されたバーズのカバー等、ヴァラエティ
に富んだ作品は、当時のコンテンポラリーな音を意識したアルバムになりました。
後のニュー・ロマンティクスにも、多大な影響を与える事になります。


Same Old Scene/Roxy Music


6位 リメイン・イン・ライト/トーキング・ヘッズ
(Remain in Light/Talking Heads)
Remain In Light

6位は、「原始(アフリカ)と原子(アメリカ)の、火花散る出会い」と言われた
トーキング・ヘッズの4作目。ブライアン・イーノデヴィッド・バーンが、黒人
音楽から受けたインスピレーションを、アフリカに発展させて作り上げた問題作。
白人だけでは不可能だったアフリカン・リズムを、パーカッションと女性コーラス、
更にベースとキーボードに黒人の手を借りる事で躍動感がアップ。不可能を可能に
した作品。レココレ誌が選ぶ「80年代ベスト・アルバム」で堂々の第1位に。


5位以降のランキングは続きを読むへ・・・


5位 ガウチョ/スティーリー・ダン
(Gaucho/Steely Dan)
Gaucho.jpg

5位は、実質的なスティーリー・ダンのラスト・アルバムとなったこの作品。洗練
された音楽性と、キャッチーなメロディライン。一音、一音に緻密な計算が施された
スティーリー・ダンの音楽は、メンバーが次々と脱退していくに連れて完成度を増し
ドナルド・フェイゲンウォルター・ベッカーの二人が作り出した「至高の音楽」
と呼ぶのに相応しい作品になりました。屈指の名曲「ヘイ・ナインティ-ン」収録。


4位 ホッター・ザン・ジュライ/スティーヴィー・ワンダー
(Hotter than July/Stevie Wonder)
Stevie Wonder

4位は、単なる黒人ポップスの範疇には収まりきらない、ファンキーなグルーヴが
最高潮に達した、スティーヴィー・ワンダー「個人的最高傑作」がランク・イン。
シームレスに繋がるM-1とM-2、M-4とM-5はライヴのメドレーのような感覚にさせる
スティーヴィーのマジックが炸裂。ポップ、ファンキー、そしてバラードよる高揚感
と静寂感のバランスが絶妙な構成は、過去のアルバムと比較しても群を抜いています。
有名な「ハッピー・バースデイ」も収録されていますが、ここでは「疑惑」をどうぞ。



I Ain't Gonna Stand For It/Stevie Wonder


3位 ムーヴィース/ホルガー・シューカイ
(Movies/Holger Czukay)
HC.jpg

3位は元ドイツのクラウト・ロックの代表格バンド、カン(CAN)のベーシスト
ホルガー・シューカイのサンプリングを多用した、極上傑作アルバム。今でこそ
目新しさを感じない原始的な手法かも知れませんが、あの当時は非常に実験的で
画期的な音でした。
80年代前半、サントリー角瓶のCMに使用された"桃源郷" のような世界を表現した
彼の代表曲「ペルシアン・ラヴ」が収録されている事でも有名なアルバムですが、
ここでは曲間にラジオのサンプリング音を効果的に使ったファンキーで、サウンド・
コラージュの芸術品と言えるダンサブルなナンバー「クール・イン・ザ・プール」
をお聴き下さい。


Cool in the Pool/Holger Czukay

 
2位 ザ・リバー/ブルース・スプリングスティーン
(The River/Bruce Springsteen)
The River

2位は、ブルース・スプリングスティーン渾身の5作目。フィル・スぺクター風の
大ヒット曲「ハングリー・ハート」や、プレスリーザ・バーズディランなどへ
のオマージュが強く感じられる曲が収録された2枚組。特にアナログ盤A-Sideに
おけるアッパーな4曲のロック・チューンが畳み掛けた後の、5曲目「独立の日」
のスローなアコースティック・ナンバーで締める流れに脱帽。グルーヴが引き立つ
ハードな曲と、切なく歌われるバラードのコントラストの素晴らしさが、2枚組の
大作で存分に発揮されています。


1位 ブラック・シー/XTC
(Black Sea/XTC)
Black Sea

そして史上稀に見る激戦の1980年 アルバム1位は、XTCの4作目に輝きました。
「ひねりの効いた実験的ポップ」アンディ・パートリッジと、「英国伝統の正統派
ポップ」
コリン・ムールディングの二人が作り出す音楽が、見事なバランス感覚を
保ちながら「XTCサウンドの頂点」を極めた作品が、このアルバムでした。二人が
偉大なレノン=マッカートニーと比較されるのも、充分に頷けるところです。
また、スティーヴ・リリィホワイトヒュー・パジャムの二人が、このアルバムに
奇跡のケミストリーをもたらした事も、見逃す事は出来ません。
因みに当時のXTCはエネルギッシュなライヴにも定評があった頃で、このアルバムの
事をアンディは「ライヴの様子を、スナップ・ショットで撮ったようなもの」と語っています。


Generals And Majors/XTC


という事で如何でしたでしょうか?XTC『Black Sea』は、個人的には1980年の
ベスト・アルバムだけに留まらず、「80年代のベスト・アルバム」と言っても過言
では無いくらい、一番よく聴いた作品です。この作品を聴いていなかったら、その後
XTCにのめり込む事も無かっただろうと思います。

また、ランキングのアルバムを聴き直しているうちに順位もコロコロ変わりました。
10位ジャパン『孤独な影』は陰鬱なイメージが強かった為に、当初は20位くらい
の順位だったのですが、聴き込むうちにどんどん順位が上がり、気が付いたら10位
に躍進するほど評価が変わりました(笑)。当時のイメージに惑わされずに、改めて
聴き直す事で新しい発見が生まれる事が有るのは、ロックの不思議な魔法ですね。

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THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

COMMENT

No title

80年の11位以下は、知らない&聴いたことない作品ばかりで、冷や汗かいてましたがw 10位以内に入って知ってる作品がゾロゾロ出てきました。

モノクローム・セットは「Strange Boutique」の方が好きだったので、10位以内に入っていることを期待しましたが、入ってませんでしたねw

ペルシアン・ラヴはシングル持ってました

OASI-Zさんの過去記事にいつも登場していた「疑惑」…やはり「ホッター」が一番のお気に入りでしたか!自分はタッチの差で「インナービジョンズ」ですが「ホッター」はそれに次ぐ愛聴盤です。Bestにも収録されない「目を閉じれば愛」とか好きで、勿論「疑惑」も!

No title

80年ベスト10、順位は別としてほとんど俺もこういう結果に近くなりそうです。ただ、ボルガー・シューカイだけ除いて・・・この辺はは聴いていなかった・・・。
80年代特集こちらは四月に入ってからになるかな。

No title

実験鼠さん、いつもコメントありがとうございます。

そーなんですよ、モノクローム・セットの「Strange Boutique」もこの1980年なんですよね~。
1年に複数枚発表されても、基本的に「1アーティスト、1アルバム」を選考基準としているのですが、例外的に「2枚のアルバムが強力過ぎる年」(1974年のクイーン、1977年のデヴィッド・ボウイ)や、選考アルバムが20枚ギリギリの年(1978年のXTC)など2枚がランク・インした年もありました。
この1980年は、30枚ものアルバムをエントリーする位「大豊作」の年でしたので、モノクローム・セットの場合は①最初に2ndのアナログ盤を聴いて衝撃を受けたから ②2ndはアナログ盤とCDを所有しているが、1stはCDのみ(苦笑)という理由で、泣く泣くランキングから除外されてしまいました。
でも、1stも良いアルバムですよね~。

No title

mangohboyさん、いつもコメントありがとうございます。

>OASI-Zさんの過去記事にいつも登場していた「疑惑」・・・。
どーせ誰も見ていないだろうから、また「疑惑」載せちゃえ(汗)と思って書いたのですが、「過去の疑惑(笑)」も読んでいただいてたのですね。とても嬉しく思います。
スティーヴィー・ワンダーは「迷信」や「悪夢」のシングルは知っていても、アルバムを初めて聴いたのが実は「Hotter」で、「Innervisions」「Talking Book」「Fulfillingness」は完全に後追いでしたので、思い入れの大きいこの「Hotter than July」が私は一番のお気に入りなのです(それに、私7月生まれだし(笑))
初期の作品は、ポップというよりソウルフルですが「Innervisions」は良いアルバムですよね。私の2番手はこのアルバムかな~?

それと、ブログを始められたのですね。是非、リンクをお願いします。私も、お邪魔しますね~。

No title

シュガー・シェイカーさん、いつもコメントありがとうございます。

そうですか!大体同じようなアルバムが選ばれそうですか!それは光栄ですね~。
ホルガー・シューカイも素晴らしいアルバムですので、機会があれば聴いてみて下さい。
シュガーさんの「80年アルバム・レビュー」も楽しみにしていますよ。

No title

化け物のような、名盤の嵐ですね!
ジャパンの「孤独な影」は、中学校一年生の時に買って、あまりにもピンと来ず、買ったことを後悔したっけ(苦笑)。でも今では愛聴盤です♪

No title

ryoさん、いつもコメントありがとうございます。

>「孤独な影」は、中学校一年生の時に買ってあまりにもピンと来ず・・・
私なんか当時ハタチ過ぎていても、ピンと来ませんでしたから・・・(苦笑)。
でも、何度も聴きかえす内にジャパンの世界観の虜になっちゃう。
デビュー当時のルックス重視のイメージから、どうしてもこの優れた音楽性が
過小評価されている気がしてなりません。
ホントに3枚目から別のバンドに生まれ変わった、希少なケースですね~。

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