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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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The Next Day

The Next Day


デヴィッド・ボウイの10年ぶりの新作 『The Next Day』 は、発売前から雑誌等
でもかなり盛り上がっていて、音源を手に入れるまでの数日間、気持ちの高ぶりも
最高潮に達しておりました。意味不明なこのジャケットも、購買欲をそそるしね~。

じゃあ当然「発売日にすぐ買ったのか?」というと、実はそうでは有りませんでした。
それは、長い間引きずって来た懐疑心が自分の気持ちの中を大きく支配していた為に
CDショップに足を運ばせる事を、躊躇させてしまったのです。

デヴィッド・ボウイの「70年代~80年代前半」の充実ぶりは素晴らしく、作品を
発表する度に変化を重ねるサウンド・デザインは、聴き手の期待と想像を遥かに超え
るものばかりでした。

今年になって自分のブログで特集をしている、1973年からの 「Albums of the
Year」
を見ると、その凄さがわかります。

1973年 『Aladdin Sane』 3位
1974年 『Diamond Dogs』 5位
1975年 『Young Americans』 13位
1976年 『Station to Station』 6位
1977年 『Low』 1位『Heroes』 4位
1979年 『Lodger』 11位
1980年 『Scary Monsters』 8位

という圧倒的なランキング順位。因みに1972年をやっていたら、当然・・・
1972年 『Ziggy Stardust』 1位(参考) と、なっているはず。

しかし、29年前の1984年に発売された 『Tonight』 を最後に、デヴィッド・
ボウイの作品が私の期待に応えてくれる事は、無くなってしまったのです。

そしてこの期待と不安の中で、音を耳にする事になった新作 『The Next Day』
ファースト・インプレッションは「時間が長いなぁ~」という事(笑)。ボートラ
まで入れるとトータル約1時間ものヴォリューム感。このお腹一杯な内容のせいか
フォーカスがぼやけてしまい、3回聴いた感想は「うん、まぁ、こんなもんかな?」
というもの(苦笑)。

大絶賛するメディアに踊らされて過剰な期待をかけすぎたせいか、多少拍子抜けの
感はありましたが、他のアーティストと比べれば十分に水準以上の内容。
少なくとも、『Tonight』以降の空白を埋めてくれる作品には、なったと思います。

ただ、欲を言えば「復活」を印象づけるキラー・チューンが、欲しかったな。
まぁ、「The Stars」なんかは「Blue Jean」のように、化粧品のCMに使われそうな
ポップな肌触りが有りますが、先行シングル「Where Are We Now?」は・・・。

巷では 『Scary Monsters』 を彷彿とさせるアルバムという評価も有るようですが
個人的な評価としては、 『Scary Monsters』 の躍動感や、アイデアや、ソング・
ライティングには残念ながら及ばず、どちらかというと 『Lodger』『Tonight』
辺りに近い印象。

勿論、現在のボウイに 『Ziggy Stardust』『Low』 を期待するのは酷な話で、
ただ素直に、引退説や重病説も流れた2013年 66歳のリアルなボウイが歌う
こんなにアッパーな新曲を聴く事が出来ただけでも「幸福を感じなければならない
のかな?」
と思います。

でも、ボブ・ディランポール・サイモン二―ル・ヤングといった70歳前後の
ベテラン達が最近の作品で、ラジカルでイノヴェイティヴな作品を発表したのに対し
ボウイのこのアルバムは、余りにも無難な優等生

もしかしたら、この 『The Next Day』で手応えを掴んだボウイが、次回作で
思いっきり「実験的な作品」或いは「どキャッチーな作品」を作ってくれるかも?
そんな事を少しだけ期待しながら、もう少しこの作品を楽しみたいと思います。

私はここにいる
死んではいない
空木の腐りに身体をまかせ
枝木は私の十字架に影を落とす
そして次の日
そしてその次
そしていつもの一日
  [The Next Day]


I'll Take You There/David Bowie
この曲をボートラにするなんて!DXエディション買わせる為の作戦か?(笑)


追記
長過ぎるこのアルバムを下記の曲に厳選して車の中で聴くと、アルバムの印象が
ガラリ一変(がらりいっぺん)!曲順をもう少し考えると、もっと良くなるかな?

1.The Next Day
2.The Stars[Are Out Tonight]
3.Where Are We Now?
4.Valentine's Day
5.I'd Rather Be High
6.How Does The Grass Grow?
7.[You Will]Set The World On Fire
8.You Feel So Lonely You Could Die
9.I'll Take You There
10.God Bless The Girl
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THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

COMMENT

同感!!

おっ!!ボウイ記事にアップしましたね。おれも自分の記事に書いたけど「アイル・テイク・ゼア」これ絶対本編に入れるべきだったと思います!!
なんか、もうすでに次の計画にかかっているらしいですよ、ボウイ・・・。この次はもう少し、プロデューサーの人選とか考えて欲しいな。あと、本作が「スケアリィ・モンスターズ」や【トゥナイト】に近い印象があるとおっしゃっていますが、俺もそんな感じを受けました。少なくとも三部作に比べるのは無理があるかなと・・・。
因みに私事ですが、今日でブログ3周年を迎えました。明日からいよいよ80年代特集に入ります。

祝!三周年

シュガー・シェイカーさん、いつもコメントありがとうございます。

70年代で頂点を極め、80年代以降は緩やかに音楽活動も下降線を辿って行ったボウイが、2013年にこれだけの作品を作った事に価値があるのだと感じています。
PV観ても流石に老いは隠せないボウイですが(それでも十分カッコいい!)次作があるのなら今回同様、枯れた渋いアダルト路線には行かないで欲しいなと思います。
ジャケットも今のリアルなボウイで無かったのは、正解でしたね。

それから三周年おめでとうございます。80年代記事も楽しみにしています。
私は小休止状態ですが、そのうちに1981年をなんとか・・・。

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