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プロフィール

OASI-Z

Author:OASI-Z
札幌市出身で現在新潟市在住のOASI-Z(オアシーズ)です。
10歳の時に兄の影響で洋楽に目覚めたものの、80年代後半から急にロックがつまらなくなり、「競馬必勝法」の研究に没頭するようになる。その間、約15年以上のブランクがあったものの、2006年頃から空白を取り戻すかのように、洋楽を聴き始め今日に至っております。
音楽以外では、競馬を含むスポーツ鑑賞。サッカーJ1、アルビレックス新潟の熱心じゃない サポーターとしても活動中。

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7~8月のNew Disc “ザ・サバーブス/Arcade Fire”

【「洋楽、今日の5曲」2ヶ月に一度の恒例企画「New Disc特集②」】

今日のNew Discはアーケイド・ファイアの三年ぶり、通算3枚目のアルバム
『ザ・サバーブス』です。

Suburbs.jpg

2004年に発表された1stアルバム『Funeral』「葬儀、葬式」という、とてつもない
へヴィなテーマにもかかわらず、個人的な死をオーケストラ・ポップと言われる、
壮大なサウンドに作り上げ、デヴィッド・ボウイデヴィッド・バーンU2など多くの
アーティストが大絶賛。

そんな評判や、雑誌のレビューで高い評価を受けていた新人バンドのアルバム
を、私が初めて聴いたのは運転中、車の中でした。
噂に違わない完成度の高さと、圧倒的な「高揚感」。あまりの「興奮」の為に車の
運転が出来なくなり、暫く車を止めて聴き入ったのを思い出します。


Neighborhood #2 (Laika) 『Funeral』より

2007年に発表された2ndアルバム『Neon Bible』では「宗教戦争」という、これまた
重いテーマの作品を発表。
1stでみられた「高揚感」は少し薄れたものの、教会で録音されたこのアルバム
はUSチャート2位を記録。
(何故かこのアルバムは日本盤発売が無く、輸入盤のみ)

そして2010年、待望の3rdアルバム『The Suburbs』が発表されました。
今回のアルバム・テーマは「郊外」

「葬式」「宗教戦争」に比べると穏やかな印象を受けますが、内容は意外とへヴィ。
ただ、反ブッシュを掲げ当時のアメリカに警鐘を鳴らし続けながら、絶望の淵まで
追い込まれていた『Neon Bible』の時に比べ、現在のオバマ政権樹立は、彼らに
希望を与え、大きな心境の変化があったのは間違いないところ。

「郊外化問題」は決してアメリカだけでなく、日本でも非常に深刻な問題で、
私の住む新潟も、郊外に巨大なショッピング・センターが乱立しています。
その無秩序に発展してく「スプロール現象」の中で、中心市街地の空洞化
(百貨店の閉店、シャッター街)が、老人や障害者などの生活弱者を苦しめ、
大きな社会問題になっているのです。

「郊外」という身近なテーマに対し、まるで「青春時代の日記」を読み返すような
トータル・アルバムに仕上がった今作も、ヴァイオリンやアコーディオン等を
用いた「小楽団」とも言えるオーケストラ・ポップが、前作以上に感動を与えて
くれます。

そんな出口の見えないテーマに立ち向かう、アーケイド・ファイアの問題作。
7年間で3枚のアルバムというのは、昔のバンドに比べると確かに物足りなく
感じますが、その分1曲あたりの音楽情報量が濃密で、彼らのリアルな思いが
伝わってくる、期待通りの傑作です。
因みに、全米・全英チャートともに堂々1位に輝きました。

少し値段は高いかもしれませんが、訳詩のついた日本盤でじっくり作品を
味わってもらう事を、お奨めいたします。


Ready To Start 『The Suburbs』より 

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THEME:洋楽ロック | GENRE:音楽 |

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